丸橋 賢
退化する若者たち―歯が予言する日本人の崩壊
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人気ランキング : 4651位
定価 : ¥ 756
販売元 : PHP研究所
発売日 : 2006-05 |
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新しい日本人観 |
分かりやすい文章で、歯科学的な見地から書いてあります。ややこしい医学用語もそれほど無くて、さくさく読んでいけます。
途中、進化論などの事も色々書いてありますが、私のように進化論を信じていない人は、そのあたりをとばして読んでも、内容はそれほど失われないと思われます。
徳川家の将軍たちの歯形などは、江戸時代は雲の上の存在だった人が、こんな研究材料にされて一般に公開されるんだなぁと、感慨深くなりました。
かなり、斬新な視点で書かれていることもあるので、一度読まれてはいかがでしょうか?
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微妙な点はあるが主張性が正しいので☆4つ |
後半は本題と無関係な政治思想や曖昧な文書が多くなり、ページ稼ぎではないかと思ってしまう。
しかし方向性は間違っていない。戦中?戦前の日本人の顔が現代の若者とはほぼ別人種であることは、素人の私でもわかる。
それと著者は日本人の顎が退化した原因を「アメリカ型の食生活にある」と述べているが、それらを毎日食べているアメリカ人はどうなってしまうのだろうか?
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進化とは |
それでは、日本人は退化していて、中国人は進化しているとでもいうのでしょうか?
そのどちらでもないでしょう。これからの時代、全体と部分を、外側と内側と、
肉体と精神と、それらを同時に
観察する力をもちあわせていなければ、物事を見誤るのでしょうね。
この著者のように。専門的、分析的な時代は終わりました。
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咬合バランス!! |
現代人の退化っぷりが写真付きで歴然解説!栄養バランス・姿勢バランス・咬合バランスの大切さを説く。
歯医者さんが書いた本だけど歯科にかからなくても自分で気をつけられるポイントがわかりやすく書かれている。
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コアの主張は尊重するが、疑問点も多い |
コアの主張
現代人は硬いものを食べず、運動しないので、歯が退化し、そのせいで心身に異常が生じている。心身の不調を脱したり予防したりするには、歯のかみ合わせを検討し、普段の生活でも硬い物を食べたり全身を使う運動をすべきだ。
評価
コアの主張は星5つレヴェル。しかし、疑問点が続出している。何点か挙げると、(1)比較の恣意性(p19の写真はどちらも典型的なものかわからないし、p136も縄文人、弥生人の年齢がわからないので比較できない)、(2)用語、知識の不正確性(2点挙げると、ニート=無気力ではない(仕事・学校・職業訓練に行かないことを単純に無気力ということは出来ないだろう)。教育基本法も「勤労と責任を重んじ」ている(教育基本法第1条))、(3)噛み合わせを強調しすぎ(全人医学の考え方では噛みあわせだけを強調すべきではないのではないか)、などである。これらが星2つで、疑問点を重視して全体としては星3つ。