服部 祥子
精神科医の子育て論
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人気ランキング : 104594位
定価 : ¥ 1,155
販売元 : 新潮社
発売日 : 1991-07 |
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今すぐ実践できる具体例も、随所にあり |
「心壊れざるもの=自閉症児、心壊れし者=健常児」としているあたりが印象的。そして「見える困難性=自閉症児、見えない危険性=健常児」について、ある自閉症児の子育てを例に出しながら、各年齢ごとに発達の「主要課題」を述べる。
健常児は、成長に応じて自然と言葉を覚え、遊びから、運動や動作、人とかかわる術や社会性を身に付けていく。
本当だろうか?子どもの成長に安心し、見過ごしていることはないだろうか?
小学生になり、中学生になって、出現した問題は、今のその状況が問題なのか?
この本では、然るべきときに、然るべき課題を達成することの重要性を強調する。また、そのことが、子どもの全人的な発達を支えるという。
文章中に繰り返し出てくる、自閉症児の母への賛辞の言葉は、やや気にはなる。その分を加味して星4つで評価した。15年前出版の本である。だが、それらを勘案しても一読の価値はある。
この本の魅力はなんといっても、読みやすさ。平易な文章にして、気づかされることが多い一冊。
子育てをするすべての親に、そして、教育や福祉関係者にもおすすめしたい本。
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これじゃ困るの |
自閉症の息子T君、母J子さんが冷静かつ深い愛情で育てることで、彼の可能性は大きく開けた。この例をふまえ子育てについて考えましょう、という内容です。
J子さんは確かに素晴らしく、すぐれた体験例として読むならいいんです。でも、大学教授で社会的発言権をもっているだろう服部先生が、ただそれを礼賛するだけの本を書くのは困る。だって、とにかく母親に全てがおっかぶさってるんだもん。ここまでしてたら他のことは何もできない。子育てする母はすべてを捧げないといけないの? 最後にちょこっとだけ父親の役割が書いてあるけど、とにかく母、母。自閉症児の教育環境とか、社会全体での障害者のフォローとかも整ってない日本の現状には言及せずに、こういう「立派な母礼賛、みなさん頑張りなさい」って本を書かれるのは困ります。
友人の子が自閉症なので読んでみましたが、この本は彼女には薦められないです。
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子育ての難しさ |
母親であり、精神科医でもある著者が
自閉症児とその母親の子育てに習いながら
現代の子育てについて書いています。
「健常児」として生まれながらも
心に大きな闇を抱えてしまう現代の子供たち。
障害児であろうと健常児であろうと
親がしっかりとしたサポートをすることで
自立心と自尊心を持つ人間を育てていけるのです。
自閉症児に関して具体的に参考になる内容なのですが
それを参考に健常児や他の障害を持つ子供の育児に対し
たくさんの問題を定義しています。
障害児に関わる養育者をはじめ
子供を持つ全ての親に読んで欲しい本です。