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このページの情報は 2006年10月27日1時2分 時点のものです。 |
病院ランキング!私自身交通事故に遭いつらい思いをしました。患者になった時、自分の無力さを痛感しました。 ロナルド・M・ラペイ
内気と不安を軽くする練習帳
???人前で話すのが苦手だという人はどこにでもいる。また、個人差はあるだろうが、誰だって他人から悪印象をもたれるのは怖いはずだ。だが、そうした傾向も度が過ぎると「社会不安障害」と呼ばれる症状になる。重度になると、他者と関わることをおそれるあまり、正常な生活が営めなくなってしまうという。 ???本書は、この社会不安障害を克服し、より前向きに日々をすごすための訓練法を紹介する。一般には認知行動療法と呼ばれるものだ。著者はオーストラリアの心理学者で、そのメソッドは一口で言うと、記録と実践のたゆまぬ反復である。まず、自分は社会不安のため何ができずにいるのか、克服したら何が変わるのかを書き出す。ついで日常生活のなか、どんな状況で不安を感じたか、そのとき頭にうかんだことや肉体的反応(赤面や震えなど)を記録する。こうしてありのままの現状把握から治療は始まるのだが、さらにステップが進めば、自分がいだく不安にどのくらい根拠があるかを徹底的に自己分析し、思ったほど悲観する理由がないことを明らかにする。また、極度に失敗を恐れる人に対しては、あえて少しだけしくじりをしてみるといったプロセスも用意されている。 ???このように記しただけでもわかるが、著者も書いているとおり、けっして楽な方法ではない。1冊ぶんの訓練を首尾よく完了するのに、半年や1年はゆうにかかるだろう。医師も含め、理解ある協力者の存在も欠かせない。気の長い話に思えるかもしれないが、もともと安易な治療法などが通用する世界ではない。著者の姿勢はむしろ信ずるにたるものだろう。 ???われわれを取り巻くストレスが日ごと増大していくいま、いわばだれもが社会不安の予備軍だと言える。本書は基本的に実践治療のため書かれたものではあるが、さまざまな症例がわかりやすくまとめられているので、社会不安障害の入門書としても有効だ。自分は無関係だと決め込んで、癒しやくつろぎへ逃避するまえに、いちどあらためて心のうちを見つめてみるのも意味あることではないだろうか。(大滝浩太郎)
原著者のRapee博士は,社会不安障害の認知行動療法の第一人者(の一人)。
不安症状に悩む人、「以前はこんなことなかったのに…」と困っている人のために、日常生活に応用のきく内容になっていると思います。
年中明るい人っていないと思う。「自分」と言う人間と向き合い、
精神障害の治療に薬療法と行動療法があると知っていたが、自宅でできる行動療法とは具体的にどうすれば良いかについてのガイドブックに今まで出会えなかった。この本はそのタイトル「練習帳」が示すように、具体的な手順が示されているのが大きな特色で非常に有益である。 |
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